演技のワークショップ!
緊張もしたけれど、想像していたのとは全然違った内容で、最初から最後までとても楽しかった。
実際に俳優養成の演技指導もされているプロの女優さんから演技指導をしていただいたんですよ。
まさに、幸運・・・!
念のためにいうけれど、私は俳優になろうとか思ったわけじゃない。ただ、心と体が突っ走ってしまっただけで(笑)そう、その、またとない経験をしたかったのだ。
それで、初っ端のゲームからガツンとやられてしまった。
演技とは「身体を使う」こと、と、はじめて気づいたから。
えっ、「身体を使う」って当たり前だろう、と思うかもしれない。
ところが私の認識では、演技とは、「セリフをしゃべる」ことだった。
かな〜り違う。
それに、日常的な動きを再現してと言われ、日常的な動きに全く自信のない私は心の中で小さく、ギョギョとうなった。
ちなみに、日常的な動きとは、朝起きて歯を磨いたり、化粧をしたり・・・食事や着替え、カバンを持って歩いたり、車の運転もそうだろう。
そんな日常的な動きを再現しつつ、感情を込めてセリフをいう。しかもそのとき自分ではない個性を表現して・・それがどのくらい高度なことか。子役がどんなにすごいか・・・体験してみて、はじめてうなづけることばかり。
それから、演技の極意というかコミュニケーションの極意というか・・・心を通わす大切ないくつかを教えていただいた、と、思っている。
はじめて演技指導を受けた参加者全員が、どれほど感動的な変化を見せて行ったかは、私には書けない。
いつしかセリフにはその人らしさが滲み、演技する二人の間に愛が交流するのを見る人全員が認め・・・先生が何度も「恋愛禁止ね!」と叫び・・・(笑笑笑)
ああ、伝えるなら、ここはもっと丁寧に伝えたい箇所だから。だから、これまでね(笑)
ところで、私は朗読が好きです。
演技と朗読は違うのかな。
物語を読むとき、私は、人や動物、木々や海や山、おばけや妖精、テーブルやいす、車や家、はたまた空や風、夜や星・・・
すべての命、すべての事象になれるのが嬉しくて楽しくて。
ちっぽけな私の身体を飛び出して、あまねく物語世界のすべてになれるのが面白くてたまらなくている。
だから、この時の演技で、
身も心もひとりの人間になりきり、
気持ちを相手に伝えようと言葉をしゃべる。
それが、なにより、新鮮だった。
あれ、もしかして、それが一番私が苦手としていることかもしれない。チョーはずかしいんだもの。
そうしたら、
ひとりの人間として誰かに自分を伝える、というのをやってみたくて、教えてもらいたくて突っ走っていったのかも知れないぞ(笑)いざ、鎌倉まで♡
素晴らしき機会を創ってくださいました方々、
ご一緒いたしました魅力あふれる皆さま、
出逢ってくださいましてありがとうございました。
また、お会いできるときを楽しみにしています!
心より❤️