日曜夜の『行列のできる法律相談所』で、
上重聡アナウンサーのエピソードが紹介されていました
私はこの番組で初めて知ったのですが
上重さんは 2000年の東京六大学野球秋季リーグ戦で
36年ぶり史上2人目の完全試合を達成された方なのだそうですね
番組では
この記録達成に後悔がある という告白からはじまりました
流れを書きますが放送を見たというだけのうろ覚えで
表現など多少の違いがあるかもしれません。ご容赦を。
当初の作戦は 上重さんはその試合の6回まで登板して
あとはこの試合を最後に卒業となる4年生が3名がマウンドに上がる予定だったそうです
上重さんは「6回まで自分が封じて 4年生には何の心配もなくピッチングしてもらおう」と思って
試合に臨んだところ
(このとき 彼のこの心意気にあわせて 私は神意が流れるのを感じます)
その好調ぶりに6回以降も 監督が「行けるところまで行ってみろ」とのこと
上重さんからすれば 上級生のうちのおひとりが
神宮球場のマウンドに上がるのを夢として 浪人までして立教大学に入り
この試合を最後のチャンスにしているのを知っていましたから
7回以降も登板するのに複雑な気持ちでマインドに戻るのです
とそこに 上級生の外野選手から「空気を読め、打たれろ」とささやかれる
目前の記録達成をよそに つらいわけです
それで 9回には「ここで自分はおります」と監督に告げる
けれどそれを聞いた監督から
「何言っているんだ。これが完全試合なら どういうものかわかっているのか」とたしなめられます
そして達成される完全試合
祝福の言葉をもらいながら 上重さんは思った
「自分は空気が読めなかったのだろうか」と
上級生は本当はどう思っていたのか・・・
番組では続けて その時の上級生ご本人が出演されたのですが
それを見て あっと思いました
テレビに映ったその方の顔を見ただけで もうすべてが伝わるのです
その時のことはすべて受け容れている と
なんとも穏やかなやさしい顔をされているんです
放送ではその方のエピソードが流れます
野球という夢をかなえたくて 大学に入ったこと
マウンドに立つチャンスを最後に得たこと
ご両親を試合に招待していたこと
上重さんが好調なのを見て せめて思い出にと思い ピッチングの練習をしていたら
フェンスの向こうからお客さんに
「上重が完全試合をしようとしているのに 何ウオーミングアップをしているんだ」と野次られます
思い出づくりをしようとしているのに つらいわけです
そして達成される完全試合
その時 ご両親に自分のことのように喜んで報告した 好きなように野球をやらせてもらえたことに感謝した
VTRではご両親が「その時 野球を通じて人間が大きくなったと思いましたね」と答えている
それから 番組に頼まれてやったのではないと前置きがあって
上重が上級生に気兼ねをしていると聞いて 当時の上級生に連絡してみんなの気持ちをまとめたと言う
それは
どの上級生の返事も 上重選手とチーム内で競いあった結果に納得し
完全試合という記録達成の時に居合わせたことを大切に思っている
ということだったと思います
上重さんは今までOB会に出席することもなく
完全試合のことは自分から話すこともなかったと話していましたが
自分を変えていかれるでしょう
そして番組では触れませんでしたが
上級生の方々も
上重さんの思いを聞いて改めてその当時を振り返ることで
気持ちを新たにできたのだろうと思います
胸を張って
完全試合達成という偉業をともに成し得た誇りを
皆が受け取るのです
これがうお座水星逆行の恩恵です
過去の感情の書き換えがあって
過去が変わり
未来が変わるのです
失ったもの 忘れてきたものを取り戻し
本来の輝きがかえる
今だから見える真実を振り返って見る
これが水星逆行のエネルギー変換です
テーマ:癒しと潤いのある生活
ジャンル:ライフ